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運転と薬の服用

運転と薬の服用

毎日の通勤、通院、買い物などでどうしても車の運転をしなければならない人も多いと思います。また、常備薬を服用している人、風邪気味で市販の薬を飲む時など、薬が運転に与える影響についてご紹介します。

薬の影響が原因と推定される交通事故

2008年1月、山形県鶴岡市田麦で運転前に風邪薬を使用した高速バスの運転手が、運転中に国道トンネル内で意識を失いハンドルから手を放したまま走行しました。

2011年8月、禁煙薬を服用した運転手に、めまい、傾眠、意識障害などが現れ、交通事故に至った例が厚生労働省に報告されました。

2011年4月、栃木県鹿沼市で,てんかんの持病がある運転者が薬を飲み忘れてクレーン車を運転し、小学生の列に突っ込んで子供6人が死亡する大事故が発生しました。

2012年4月、京都市東山区の祇園で軽ワゴンが歩行者をはねて18人が死傷する事故が起きました。死亡した運転者の血液から抗てんかん薬の成分が検出され、薬の服用状況が事故当時の体調を左右した可能性があるとされました。

2017年、お笑いコンビインパルスの堤下敦さんが睡眠薬を服用して運転し、交通事故を2度にわたって起こしていた件も記憶に新しいところです。

薬と運転に関する法律

道路交通法第66条に「何人も、過労、病気、薬物 の影響その他の理由により正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。」と記載されています。

すなわち、薬の副作用などによって、正常な運転ができない状態で運転することが禁じられているのです。運転する人は、使用しなければならない薬の特性をよく理解し、用法に従い服用して、正常な運転ができる状態を確保しなければなりません。

2013年には自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(自動車運転死傷行為処罰法)が作られ、第2条に「次に掲げる行為を行い、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上(最高で20年)の有期懲役に処する。」とされました。

また、その第1項に「アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為」とされています。

この薬物に運転禁止薬が含まれています。例えば、この薬を飲んで運転し、眠気やふらつきが起こり相手を事故で死亡させた場合などにこの法律が適用されるのです。

また、危険運転等処罰法では、「病気の症状や薬物の影響で“正常な運転に支障が生じるおそれ”を認識していながら運転し、人を死傷させた場合に、死亡事故で最高懲役15年、負傷事故で最高懲役12年の刑罰が科せられる」としており、厳しい刑罰の可能性があります。

上記の法律などにより、車の運転に影響を及ぼす薬を服用後、運転して死傷事故を起こした場合危険な運転行為を行ったとして、処罰が重くなる可能性があります。

薬の副作用と運転

薬を服用して、急に眠くなったり、意識がぼんやりとする、頭がふらつくなどの副作用がないか慎重に判断してください。

薬の添付説明書に服用後の運転を禁止すると書かれている薬があります。薬の説明書は注意深く読み、医師や薬剤師にも丁寧な説明をしてもらうようにします。

副作用のために自動車運転が禁止されている薬の中にはだれでもがよく使う風邪薬、花粉症の薬、鎮痛薬等、かなりの薬が該当します。病院で処方された薬の他、市販薬もあります。また、服用薬だけではなく、貼り薬や目薬なども運転禁止薬である場合もあります。

運転禁止薬は抗アレルギー薬、パーキンソン病や糖尿病の薬の他、睡眠薬、精神安定薬、抗うつ剤、降圧薬、利尿薬、胃薬など多岐にわたっています。

副作用で知らず知らずのうちに集中力や判断力が低下して、それが交通事故につながる危険もあるので、薬に対する細かな注意が必要です。医師や薬剤師に自分が服用後に運転をする可能性を話して危険の有無について相談しましょう。

不明な点などはよく質問して、服用する薬に対する理解を深めましょう。

いつも飲んでいて副作用が見られない薬でも、服用方法や服用量の変更、体調の変化などで、副作用が起きる可能性を忘れてはいけません。

処方薬の用法、用量を守っての運転

毎日、薬を服用して生活し、運転もしている人が、服用を忘れたり用量を誤ったりした場合には、その病気の影響で、安全で正常な運転ができないことがあります。正しい薬の服用を行うことはとても大切です。

万が一、薬の服用を忘れて病状が悪くなれば、安全な運転ができない危険があることを理解しましょう。薬を飲み忘れたり、飲むタイミングを誤った時などは、医師や薬剤師に相談してから運転をするように心がけましょう。

高血圧の薬や糖尿病の薬など飲み忘れた場合には脳内出血や心筋梗塞、低血糖による意識障害等突然を発症して大きな交通事故を起こす場合もあります。

その他、市販薬と処方薬、複数の病院の処方薬の飲み合わせなど、お薬手帳などを上手く活用しながら薬が運転に影響を及ぼさないか、医師や薬剤師によく相談しましょう。

薬を飲んでいても少しの距離だから大丈夫、薬を飲んでから時間が経っているから心配ないとか、いつも飲んでいるから差し支えないだろうと自己判断することは禁物です。

参照:薬の副作用と運転について – 警察庁Webサイト
https://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo/fukusayou_unten.pdf

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