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あおり運転でのトラブルが増えています 福島市にあるメイプル接骨院
2017年6月、神奈川県大井町の東名高速道路で、あおり運転(4度の妨害運転)をされて停車し、トラックに追突され家族4人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた建設作業員、石橋和歩被告に懲役18年の判決が言い渡されました。
この事故は、テレビやネットでも大きく報道され、さまざまな問題を世間の人に提起しました。また、一昔前には耳慣れない言葉である「あおり運転」というワードと怖さを強く印象付けたのです。
あおり運転とは極端に車間を詰めたり、幅寄せしたり、脅かしたり、理由のないパッシングや急停止をしたり、クラクションを鳴らし続けることなどをいいます。道路上でわざと特定の車やバイク、自転車の運転をあおり、妨げ、交通上の危険に陥らせるような迷惑行為のことです。あおり運転につながる行為として追い回したり、割り込んだり、無謀な運転をすることも含みます。
このような危険な運転は道路交通法で定める進路変更の禁止や車間距離保持義務違反に当たります。
日本自動車連盟(JAF)が2016年6月に行った全国対象のインターネット調査、64376人のうち、あおられた経験があると回答した人は7.9%、時々あると答えた人が46.6%で合計半数以上の人があおり運転された経験があると答えたそうです。
参照 JAF「交通マナー」に関するアンケート調査結果
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/environment/enq/image/201606_headline-enquete.pdf
あおり運転の心理
心理学の先生による心理分析をご紹介します。
急に前に割り込み運転をされたり、わき道から突然車が出てきたり、ノロノロ運転の車が邪魔に感じた時など、だれでもムカッときたり、イライラしたりすることはあります。しかしそこで感情が治まらず、カーっとしてあおり運転に至る人がいるということです。仕返ししてやろうという気持ちもあるのかもしれません。
また、あおり運転は犯罪なのですが、スピード違反、駐車禁止違反、シートベルト装着義務違反などと同様、見つからなければいいという考えが気持ちのどこかにあるかもしれません。殺人、窃盗、放火などは被害者の存在が強く頭をよぎって罪の意識が大きいという心理です。
また、ストレスや怒りであおり運転をする人は、日常生活においても攻撃的で乱暴な性格の人が多いといわれています。反対にハンドルを握ると性格が変わったように、強気になり粗暴な性格になる人もいます。
車に乗るとどうして攻撃的性格が強く出てしまうのでしょうか。
その理由の一つに、自宅近所で事を起こして名前が知れ渡るのとはちがい、車に乗っている間に起こした行動については身元がばれないと感じてしまうからだともいわれています。相手の車を運転している人にも顔が見えないということで、ますます気が大きくなってしまうのかもしれません。
また、自動車に乗っている間は自分の体が車のボディの鉄のガードされていると勘違いして、少々手荒な運転をしても、危険が及ばないと錯覚してしまうこともあるそうです。
あおり運転の対策
もちろん、あおり運転をする人が悪いのですが、あおり運転に遭わないような運転をすることも大切です。
まず、後続車が嫌な印象を持つような運転はやめましょう。例えば無理な車線変更、窓からのごみの投げ捨てなどはよくありません。
周囲の車の流れを見出すようなノロノロ運転もいけません。特に急いでいる車、スピードを出している車が走る追い越し車線に入らないようにしましょう。
ドライブレコーダー設置しておけば、あおり運転が録画され、警察に通報されると感じてあおり運転をされない可能性もあります。後続車のあおり運転を抑止する働きがあります。目につくように「ドライブレコーダー録画中」のステッカーを張ることも効果的です。
また、事故の際、ドライブレコーダーの映像があれば物的証拠として大きな意味を持ちます。
実際にあおり運転に遭遇した際は、その後ろの車に道を譲って先を走ってもらうのが一番いいでしょう。危険運転の恐怖から解放されます。
あおり運転を仕掛けられた際も、自分の運転がおろそかになるとますます危険です。車を路肩に寄せるとか、パーキングエリヤに入ることも一つの方法です。
自分の運転の集中力は切らさないようにしましょう。急ブレーキを踏むことはかなり危険です。
当然、あおり運転されたら、あおり返す、クラクションを鳴らす行為は、ますますあおり運転の運転者を逆上させる原因となることもあるのでやめてください。
万が一、停止して相手と会い向かうことになった場合、ドアロックし窓を閉めて警察に通報しましょう。相手のナンバープレートの番号は控えておきます。
いかんせん、あおり運転に遭った場合は、恐怖で動転してしまいますが、落ち着いて行動しましょう。もしもあおり運転に巻き込まれてしまい、事故後の体調に不安を感じたら福島県福島市にあるメイプル接骨院へご相談ください。
適切な治療と専門知識で施術致します。
あおり運転の取り締まり
あおり運転などは重大な事故につながる危険行為です。
車間距離保持義務違反、進路変更禁止違反、急ブレーキ禁止違反などの道路交通法違反、危険運転致死傷罪や刑法の暴行罪に該当する場合があります。
警察はあおり運転などに対して様々な法令を駆使して、厳しい捜査と交通指導取り締まりを推進しています。
あおり運転を行ったものに対して点数の減点、運転免許停止や運転免許取り消しなど厳しい処分が行われます。
参照 警察庁 危険!あおり運転などはやめましょう
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/aori.html
交通事故の怪我の施術には福島県福島市のメイプル接骨院にぜひお越しください。
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