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飲んだら乗るな!飲酒運転事故と保険 福島市にあるメイプル接骨院
飲酒運転をすると当然のことながら、運転者のみならず、それに協力した者も厳しい行政処分と罰則が科せられます。さらに、自動車保険、失業など多方面において厳しいペナルティが突き付けられます。そんな飲酒運転の怖さについてご説明します。
飲酒運転事故の件数も少しずつ減少傾向にありますが、近年下げ止まり傾向です。そのうえ、飲酒運転事故は交通事故の中でも死亡事故になるような悲惨な重大事故になっています。
飲酒運転の行政処分は減点35点、免許取り消し、3年は免許を再取得することもできません。また罰則として5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。酒気帯び運転もそれ相当の厳しい処分です。
参照 警察庁 みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/info.html
飲酒運転事故の場合の自動車保険について
飲酒運転で交通事故を起こし加害者になった場合の、保険の適用についてご説明します。
自動車保険には自賠責保険と任意保険があります。どちらも被害者救済が目的なので、保険金は基本的に加害者本人には支払われません。
各保険には「免責事由」(保険会社が保険金を支払わない場合、理由)があり、これに該当すること保険金は支払われないのです。
「免責事由」には無免許運転、飲酒運転、麻薬服用運転などがあります。
そのため、飲酒運転の加害者が保険に入っていた場合、対人賠償、対物賠償のみが適応されるのです。飲酒運転の加害者には搭乗者傷害保険、人身傷害保険、車両保険なども適用されない場合がほとんどです。
もうひとつ大変なことになるのでよく認識してほしいことは、保険を適用できるのは保険の対象となっている人のみです。すなわち保険料を低額に抑えるために本人限定、または家族限定などの特約で契約している場合は本人以外の人が運転していると保険金が支払われないので注意が必要です。
飲酒運転事故を起こした時の大きな代償
飲酒運転事故を起こした時、被害者に対しては自動車保険から保険金が支払われますが、加害者の死亡の補償、怪我の施術費、車の修理代などに保険金が支払われることはありません。また、医療保険からも保険金は支払われないのです。加害者には大きな経済的負担がのしかかります。
さらには飲酒運転、それに伴う交通事故を起こした人を懲戒解雇する会社や自治体が多くなっており、社会的制裁も大きなものになっています。
一瞬の気のゆるみで飲酒運転をしたことが、運転者本人だけではなく、家族のその後の生活をとても不幸で苦しいものにしてしまうのです。もちろん死亡したり障害を負わせてしまった被害者に対する後悔の念や償いの感情は一生持ち続けなければなりません。
運転者とその周囲の人で「飲酒運転は絶対にしない、させない」を徹底しましょう!
加害者となる事はもちろん避けなければならないですが、もしも飲酒運転の車に衝突されてしまった場合は必ず警察へ連絡をしましょう。相手が記憶に残っていないこともある飲酒運転。巻き込まれてしまった側がしっかりと対応しなくてはいけない状態かもしれません。
警察へ連絡をし、必要であれば救急車の手配、保険会社への連絡。そして身体の痛みや違和感がある場合は福島県福島市のメイプル接骨院へご連絡ください。
施術のことや病院選び・弁護士のこと全てご相談いただけます。
交通事故の怪我でお悩みの方は福島県福島市のメイプル接骨院にぜひお越しください。
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