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交通事故後の不定愁訴について
交通事故に遭った場合、一定の施術の終了後も倦怠感、頭痛、耳鳴り、めまいなど多くの症状に長期間悩まされ、元通りの体になかなか戻れない場合があります。そんな目に見えない辛い症状について、ご説明します。
「不定愁訴」とは?
はっきりとした病気や原因が不明であるにもかかわらず、漠然とした身体の不調、例えば頭が重い、食欲がない、倦怠感があるなど患者が訴えることや症状を「不定愁訴」といいます。それは患者本人だけが感じる辛さで、症状が長く続いたり、複数の苦痛が重なったり、よくなったり悪くなったり波があります。
交通事故後の不定愁訴
この様な不定愁訴が交通事故後、または時間が経過してから起きることがあります。怪我の施術中にはっきりとした症状があれば、病院で相談することも可能です。しかし施術が終了した後もなんとなく身体が事故以前の体調に戻れず漠然と肩こり、頭痛、手足の痺れなど様々な症状が続くことがあるのです。しかもその症状は他人には見えず、仮に医師に相談してもなかなか理解してもらえない場合もあり、精神的に落ち込んでしまうこともあります。
また患部の損傷との因果関係がはっきりしない症状なので、施術を受ける場合、保険による損害賠償請求も難しいことも厄介な点です。
バレ・リュー症候群
むち打ち事故後、頭痛、耳鳴り、めまい、眼精疲労、動悸などの症状があり本調子ではない場合、病院でレントゲン、CT、MRIなど検査しても異常がないとバレ・リュー症候群と診断されることがあります。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れて自律神経失調症状が出ているのに、器質的病変がない状態です。
この様な症状の場合、基本的にはむち打ち症と似た施術をします。また、脊椎の中の自律神経がダメージを受けていると診断されると星状神経節ブロック療法が有効であるといわれています。交感神経の働きを一時的に抑制し、本来身体が持っている自然治癒の力によって交感神経と副交感神経のバランスをよくする施術です。
星状神経節ブロック療法は症状を抑える施術というより自律神経の働きを正常に回復させる施術なので、何回か施術を受けることで、症状が治まり元気になれる施術法です。
交通事故後の不定愁訴からの回復のために
症状が行きつ戻りつはっきりしない不定愁訴を回復させるために、病院の医療の他に漢方療法、鍼灸施術、マッサージ療法など様々の施術法が研究されています。患者本人の納得の行く施術を受けて症状を少しでも改善し、気持ちが落ち込み、鬱状態など引き起こさないようにしたいものです。
交通事故の辛い症状には福島県福島市のメイプル接骨院にお出でいただき、納得のいくむち打ち施術を是非お受け下さい。
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