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交通事故の直後に痛みなど自覚症状がない時は?
交通事故直後は、痛くて動けないようなダメージを感じない場合があります。しかし、時間が経過して辛い症状が現れ、重篤な怪我を負っていたと判明することもあります。そんな問題を起こさないためにも事故直後にやっておくべき対応をご説明します。
交通事故で意識を失ったり大出血したり、動けないような場合は救急車で半ば強制的に病院に搬送されます。しかし、衝撃を受けたにもかかわらず、自覚症状がない場合やわずかな身体の不調しか感じられなくて大丈夫だとか、少し休めばよくなってしまうだろうと自己判断する人がいます。でも、それはよくありません。
交通事故直後に自覚症状のない理由
交通事故直後に痛みを感じない原因として、突然受けた衝撃で興奮して痛みを感じない状態になっていることがあります。事故の身体的な衝撃だけではなく、事後処理の収拾の煩雑さなどを考えてパニック状態になる人もいます。
こんな時は、体内に痛覚を麻痺させる働きのあるアドレナリンや鎮痛作用のあるβエンドルフィンが分泌されるとも言われています。
事故直後の病院の診断が必要な理由 その1
しかし、痛みを感じなくても重傷を負っている場合があります。頭を打って脳内出血を起こしていると症状が出るまでに時間がかかりますが、緊急の施術が必要になります。
その他、交通事故で一番多い「むちうち」は首の痛み、肩こり、吐き気、耳鳴り、めまい、可動域制限など数多くの症状が出ますが、事故直後に被害者がその症状を自覚するとは限らないのです。
事故直後に自覚症状がなくても重篤な損傷や症状の悪化を見逃さないように必ずすぐに病院に行きましょう。
病院での検査には、主に骨の状態を調べるレントゲンや脊髄、靭帯、椎間板等を画像診断するMRIなどがあります。
事故直後に病院の診断が必要な理由 その2
交通事故に遭った時、医師の診断を必ず受けなければならない理由は、損害賠償請求を行う際に医師の診断書が必須だからということもあります。
自覚症状がない場合や軽い怪我であっても、交通事故による怪我であるという診断書を書いてもらって、交通事故と怪我の因果関係をはっきりさせておくことが大切です。
軽い怪我や目に見えない症状であればなおさら事故当日と受診日が違っていたり、事故現場と受診する病院が離れているとその後の損害賠償請求が難しくなることもあります。
自覚症状がない時や忙しい時でも必ずすぐに病院に行って診断を受けましょう。
同時に交通事故に遭ったら警察に連絡して事故に遭った日時、場所、怪我の程度、事故の状況などを報告することも忘れてはいけません。
参照
自動車事故発生時 – 日本損害保険代理業協会 https://www.nihondaikyo.or.jp/insurance/19.aspx
そして交通事故の辛い症状に悩んでいる方は、むち打ち施術に定評のある福島県福島市のメイプル接骨院に是非お越しください。
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