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交通事故の保険、ご存知ですか?
自賠責の支払限度額は、死亡または後遺障害に対して3000万円まで、負傷に対して120万円と上限が決まっています。これ以上は自賠責保険での支払いは出来ない為、足りない分は全て賠償責任を負わされた人が個人で全て負担しなければなりません。
参照 国土交通省HP 「自賠責保険ポータルサイト」
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/payment.html
こういうリスクから逃れる為に、ドライバーは、自賠責保険以外の損害賠償保険にも加入する事が出来ます。自賠責保険が強制保険と呼ばれるのに対して、こちらの加入は、任意加入になる為「任意保険」と呼ばれています。民間の保険会社さんが、どのリスクをカバーするかによって様々な保険商品を用意しています。
●対人賠償保険
仮に事故を起こして相手を死傷させた場合、まず自賠責保険から保険金が出ます。ただ、それでは賠償が足りない際に不足分を補ってくれるのが対人賠償保険です。歩行者や相手の車の搭乗者などが補償の対象です。相手方への賠償に関する補償のため、任意保険の中で最も重要とされている保険で、必須の補償となります。
●対物賠償保険
これは相手の車やガードレール、電柱、他人の家や塀などを損壊してしまった際に、その損害を賠償してくれる保険です。また仮に店舗などを事故で損壊し休業する事になったん場合、その間の休業補償なども賠償として追う可能性が有りますので、対人賠償と同じく高額賠償になるケースが多いです。対物賠償は「自賠責保険の対象外」となっていますので、任意保険で備えておかなければ全額自己負担になります。
●搭乗者傷害保険
事故を起こした相手が車の場合、当事者である貴方と、同乗者の施術費は通常相手の車の保険から支払われます。しかし仮に貴方の側にも過失が認められ、その割合が50%であった場合、施術費が100万円掛かったとしても半額の50万円までしか支払われません。この不足分を埋めてくれるのが搭乗者傷害保険です。必須の保険では有りませんが、加入しておくことに決して損はない保険です。
この他にもさまざまな保険が有りますので、万が一に備えておきたい方はぜひ一度お調べください。もし交通事故に遭った場合でも、接骨院の交通事故施術は自賠責保険が適用できますので、窓口負担0円で施術を受ける事が可能です。保険会社とのやり取りが分からなくてお困りの場合でも、当院のベテランスタッフにお任せください
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