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危険を予測する運転
交通事故の多くは、運転者が危険に対する認知を充分行わなかったり、
認知した危険に対して誤った判断をすることが原因で発生しています。
危険予測の心構え
かもしれない運転
- 見えないことは存在しないことではない
運転中、前方にバスが停車しています。このとき、どのような危険を予測して運転しますか。
この場合、バスの存在を素早く察知し、更に、バスの影に横断者がいる「かもしれない」と危険を予測することが、
事故防止に欠かせないポイントと言えます。
歩行者が見えないから、歩行者はいない「だろう」と考えて、
バスの側方をそのまま通過するのは危険です。
見えないことは何も存在しないことではありません。
見えないということは「わからない」ということであり、
したがって危険であると認識する必要があります。
駐車車両や障害物の影にも人がいることを予測して、
人が突然出てきても、安全な措置をとれるよう運転しましょう。
- 陥りやすい落とし穴
慣れと「だろう運転」
免許を受けて日の浅い時は、「ひょっとすると…かもしれない」と危険を予測し、
事故を起こさないよう、慎重さや緊張感を持って運転しますが、
慣れてくると、いつの間にか、「だろう運転」に変身してしまうことがあります。
慣れは、プラスに働く場合とマイナスに働く場合とがあります。
プラスに働く場合は、危険の予測を経験により容易になるなどの効果を発揮しますが、
マイナスに働く場合は「だろう運転」になりがちで、基本的な誤りを犯すことになります。
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